もしも労働審判を申し立てたれたら

もしも労働審判を申し立てられたら…

使用者側が労働審判に適切に対処するための3つのポイントポイント1ポイント2ポイント3

※そもそも、労働審判って?という方はこちらをご覧ください

すぐに準備を!~労働審判は待ってくれません~

弁護士桑原・山口

労働審判を申し立てられた場合に最も重要なポイントは、とにかくすぐに準備に取り掛かることです。

労働審判の第1回期日は、原則として申立てから40日以内に指定されます。

しかも、指定された期日は原則として変更ができません

また、第1回期日の約1週間前までに答弁書という使用者側の主張や反論を記載した書類を提出しなければなりません。

そのため、労働審判の申立書が届いたら、その日から準備に取り掛かってください。

では、具体的にどのような準備が必要なのでしょうか?第1回期日までの流れとともに説明します。

第一回期日までの流れ

※1申立書とともに相手方が提出した証拠の写しも送付されて来ます。
※2期日では労働審判委員会から直接質問がなされます。

これらのことを短時間で準備しなければなりません。

第1回期日までの時間は短い上、準備すべき事柄も多くあります。

ですから、1日でも早く準備に取り掛かる必要があるのです。

入念な準備を!~第1回期日の重要性~

弁護士壹岐晋大

次に重要なポイントは、短時間とは言え、十分な準備をして期日に臨むことです。

労働審判は原則として3回以内の期日で審理を終了させなければなりません。

これにより第1回期日の重要性が非常に高まるのです。

第1回期日での第一印象で勝負が決すると言っても過言ではありません

第一印象といっても、当然ですが、見た目の話ではありません。

通常の裁判では、概ね少なくとも8~10回程度期日を開き、両当事者の主張を積み重ねていきます。

つまり、相手からの主張を聞いて、裁判官が相手に有利な印象を抱いていたとしても、相手の主張と相反する証拠を最後に突きつければ、一気に裁判官の印象を逆転させることができます。

しかし、労働審判では、3回以内に審理が終了しますから、労働審判委員会が一度抱いた印象を逆転させるのは至難の業です。

そこで、第1回期日において、使用者側の主張に強いインパクトを与える必要があります。

そのためには、事実関係の調査や使用者側の主張を裏付ける強い証拠の収集等に力を注ぐ必要があります。

不十分な準備は、負けを意味するのです

プレゼン能力!~伝わらなければ意味がない~

最後に、労働審判において重要なポイントは、プレゼン能力です。

労働審判は直接口頭主義が採用されています。

期日においては、労働審判委員会から直接質問がなされ、その場で、口頭で回答しなければなりません。

質問に対して、重要な点を意識せずに発言してしまったり、使用者側の主張を的確に伝えることができなかったりすると、それによって、労働審判委員会に不利な印象を抱かれる可能性があります。

使用者側の主張を正確に伝えるプレゼン能力が必須になるのです。

まとめ

弁護士山口真彦

以上3つのポイントからわかるとおり、使用者側は短い時間の中で、十分な準備をし、期日では自己の主張をしっかりとアピールしなければなりません。

しかし、これらをすべてこなすことは、なかなか難しいものがあります。

そこで、労働審判の申立書を受け取られたら、内容を確認し、一日でも早く弁護士に相談することをオススメします。

また、最終的な解決を目指す上でも、弁護士を代理人として選任することをオススメします。

なぜならば、下記の統計によると、平成20~23年度の労働審判において、両当事者が弁護士を代理人として選任した割合は71.1%で、そのうち解決した割合は84.1%となっているからです。統計:「労働審判制度を中心とする個別労働紛争処理制度の現状と連合の考え方」(日本労働組合総連合会)

数字が示すとおり、弁護士を代理人として選任する方がよいことは明らかです。

たくみ法律事務所の労働審判対応

弁護士

労働審判は、第1回期日を変更することができません。

つまり、一日でも早く弁護士に相談し、指定された期日の弁護士の予定を空けてもらう必要があります。

当事務所は、弁護士8名が所属しており、いつでも対応が可能な体制が整っています。

労働審判制度は平成18年にスタートし、10年が経過しましたが、使用者側の代理人として経験豊富な弁護士はそれほど多くないのが実情です。

当事務所では、多数の労働審判を経験した弁護士が複数所属しており、使用者側に有利な結果も多数得ています。

相談時から事前の準備事項や第1回期日での対応方法など適切なアドバイスをすることができます。

企業・使用者側からの労働審判の相談は初回無料です。

まずはお気軽に、ご相談ください。

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