弁護士コラム
賃金や出社基準はどうする?自然災害発生時の対応
2019/07/01 弁護士コラム
台風の季節が近づいてきました。 台風などの自然災害が発生したとき、会社として緊急の対応をしなければいけないケースが多々あります。 「台風が接近していたので、会社に出社しないように従業員に命じた。」 「帰宅できなくなるおそ …
歩合制の導入時における法律上の注意点(成果主義導入・見直しマニュアル④)
2019/06/27 弁護士コラム
導入時の法律問題 今回で成果主義導入・見直しマニュアルは最終回です。 最終回は、これまで説明した成果主義的賃金導入時の法的な注意点について解説します。 これまで歩合給導入のメリット・デメリットについて説明してきましたが、 …
「育休復帰、即転勤」で炎上!?従業員への配転命令が違法となるのはどんなとき?
2019/06/25 弁護士コラム
2019年4月、SNS「Twitter」に次のようなツイートが投稿されて話題になりました。 信じられない。夫、育休明け2日目で上司に呼ばれ、来月付で関西転勤と。先週社宅から建てたばかりの新居に引越したばかり、上の息子はや …
退職代行業者が従業員の退職の意思を伝えてきたときに会社がとるべき対応
2019/06/14 弁護士コラム
この1年ほどで良く聞くようになったものの一つに「退職代行」があります。 勤務先に退職の意思を伝えることができない従業員が、数万円の料金で退職代行業者に依頼し、退職代行業者が勤務先へ退職の意思を伝えるというものです。 この …
歩合給の設計方法を徹底解説(成果主義導入・見直しマニュアル③)
2019/05/30 弁護士コラム
歩合の割合は何%まで?? 歩合給には、給料の全額を歩合給とするパターン(フルコミッション)と、給料の一部を歩合給とするパターン(固定給+歩合給)の2種類があります。 給料のすべてを歩合とするのか、給料の一部を歩合とするの …
「問題社員に辞めてもらいたい」と思ったときの退職勧奨のポイント
2019/05/30 弁護士コラム
「勤務態度や成績が悪い」「期待していた成果を上げてくれない」「職場環境を乱す」 このような社員に対しては、指導を行い、改善を促すこととなりますが、それでも改善が見られず、雇用契約を維持することが難しいとなった場合、普通解 …
弁護士が解説!不動産の賃貸人が死亡したら賃貸借契約はどうなる?
2019/05/20 弁護士コラム
ご質問 賃借物件を会社のオフィスにしていますが、先日、賃貸人が亡くなりました。 賃貸借契約の賃貸人が死亡した場合、賃貸人としての地位は相続人に相続されるのでしょうか? 賃貸人としての地位が相続人に移転した場合、契約内容に …
なぜ今「成果主義」か(成果主義導入・見直しマニュアル②)
2019/04/24 弁護士コラム
今後、今まで人間が行ってきた様々な業務がロボットやAI、ITへ代替されていくと言われています。 これまでの単純作業の価値は低下し、ロボットやAIでは創造できない仕事の価値が必然的に高まります。 AIにより代替することがで …
オリンピックに向けて受動喫煙対策が強化!会社がとるべき対策は?
2019/04/23 弁護士コラム
2018年7月に健康増進法が改正され、2020年4月1日から全面施行されます。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックにより外国人旅行者が増えることが見込まれるなか、受動喫煙を防止することが本改正の趣旨です。 具体 …
残業代(割増賃金)を定額の手当として支払っているのに残業代として認められない!?
2019/04/18 弁護士コラム
働き方改革で法改正がされるなどし、労働者の残業削減や残業代支払いに対する関心が高まっています。 このような社会情勢の中、残業代を残業代以外の名称で定額の手当として支払っている会社はよく見られます。 しかし、裁判所がそのよ …