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弁護士コラム

意外と身近な定型約款(2020年4月改正!まだ間にあう?改正民法直前対応②)

事業者としても一般消費者としても、日常生活で約款を目にする機会は意外と多いのではないでしょうか。 顧客が不特定多数となる事業では、顧客との間で個別に契約書を作成せず、定型の規約等によって契約内容を定める取引形態が多々あり …

契約書や社内規定を作成するときの法令用語の使い方

新しい取引先と取引を始めるために契約書を取り交わすことになったと想像してください。 ある条文の候補として以下の2つのものがあがりました。 果たして、どちらの候補を採用すべきでしょうか? 「甲は、乙が書面の交付を請求した場 …

病院内の配転命令、どこまで適法?どこから違法?(「事例で学ぶ!医療機関の労務問題」)

一般社団法人福岡県私設病院協会様が2か月に1回発行している会報誌「福私病ニュース」において、弊所の弁護士が労務問題に関する連載を行っております。 連載中の記事を全文掲載いたします。 事例 配転命令の行使はどんなときに違法 …

会社が知っておくべき解雇予告義務と解雇予告手当のルール

労働基準法には、会社が従業員を解雇する際の手続として、様々な規制が定められています。 解雇予告義務もその一つです。 従業員を解雇するときにこの手続を怠った場合、刑罰が科されたり、解雇の有効性に影響が生じたり、遅延損害金や …

連帯保証が無効になる?(2020年4月改正!まだ間にあう?改正民法直前対応①)

次のいずれかに該当する企業は、今すぐに見直し・確認が必要です。 顧客との取引時に(連帯)保証を取っている 採用時に身元保証書を取っている 120年ぶりの大改正 2020年4月1日に改正民法(債権法)が施行されます。 民法 …

遺言書はどう変わる?事業承継を検討している経営者が知っておくべき相続法改正

平成30年7月13日に改正民法(相続関係)が公布されました。 遺言書の保管制度は2020年7月10日から、配偶者短期居住権と配偶者居住権については2020年4月1日から施行される予定です。 自筆証書遺言の要件緩和は201 …

「就活ハラスメント」にご用心

近頃、「就活ハラスメント」という言葉をときどき耳にするようになりました。 先日、大学生らが厚生労働省に就活ハラスメントに関する実態調査の実施や相談窓口の設置を求める要望書を提出した、という報道を目にされた方もいらっしゃる …

従業員の帰属意識を測る12個の質問(基礎から押さえて明日から使えるマネジメント⑫)

皆様の会社の従業員は、会社に対して忠実でしょうか? また、会社と従業員との間に信頼関係はあるでしょうか? これらは「帰属意識」という文脈で語られることも多く、経営者を悩ませる問題の一つとされています。 今回は従業員の帰属 …

自社でもできる債権回収―どこまで自社で?どこから弁護士?―

「取引先がさまざま理由をつけて代金を払わない」 このようなご相談は非常に多いです。 債権回収のご相談をいただいたときに弁護士が最初に検討するのは、「そもそも法律的に権利行使が可能なのか?」という点です。 次に検討するのが …

辞職と依願退職の違いとは?退職金や撤回の可否について解説

「退職届」、「退職願」、「辞表」。会社を辞める際に従業員から提出される退職の意思表明文書には様々なものがあります。 これらのものは、法的には、辞職と依願退職(合意解約)に分類されます。 言葉では聞いたことがあると思います …

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