弁護士法人たくみ法律事務所の壹岐です。

ニュースレター第7号を配信いたします。

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今月号は裁判例の紹介です。

「多額の損害を発生させた従業員に一部でも賠償請求をしたい」と考えたことはあるでしょうか。

紹介する裁判例は、会社が元従業員に対し損害賠償請求をした事例で、逆に会社が元従業員に賠償しなければならないとされた事例です。

連載コラムは今月からは契約書の条項についてです。

契約書について、相手方から提示された契約書そのまま使っていないでしょうか?

また、インターネットの書式を少しいじって使ったりはしていないでしょうか。

契約書は紛争を防止し、紛争が生じた時に解決の指針となる重要な書類です。

問題が起きやすい条項について数回にわたり解説していきます。

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目次
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  1. 連載コラム-中小企業が取り組むべきリスクマネジメント第4回
    ここだけ見る!契約書①形式編―印紙が節税できる?タイトルは意味がない?―
  2. 2017年7月号ニュースレター紹介-元従業員への賠償請求 逆に会社に支払い命令―安易な賠償請求は危険?― 他-
  3. 書籍紹介コラム-きっといいアイデアが浮かぶ!?「アイデア大全」-

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連載コラム-中小企業が取り組むべきリスクマネジメント 第4回
ここだけ見る!契約書①形式編-印紙が節税できる?タイトルは意味がない?-
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◯ここだけ見る!契約書

企業において取引先等と契約書を作成する場面は多くあると思います。

契約書には、

  • 契約期間
  • 解除
  • 秘密保持契約
  • 損害賠償額の予定
  • 管轄条項
  • 暴力団排除条項

等様々な条項があります。

これらについて、十分に理解せずに作成していませんか?※契約書作成の必要性等についてはこちら

十分に理解せずに作成し、後々紛争化した際に「契約条項をこうしておけばよかった!」と思う前に、契約書作成についての知識を深めておきましょう。

今回から数回にわたり、契約条項の意味や注意点を解説していきます。

まずは、ここだけは見ておくべきといったポイントを押さえましょう。

初回は印紙、押印の仕方、保管期間等意外と知らない形式面についてです。

◯タイトル(表題)―タイトルに意味はない?―

「コンサルティング契約と業務委託契約の違いは?」「雇用契約ではなく業務委託契約にすれば労働基準法について考えなくてよいのでは?」

といったように、契約書のタイトルについての疑問をよく耳にします。

しかし、契約の性質は契約書のタイトルだけで決まるものではなく、契約の実質的内容を見て判断します。

つまり、いくら業務委託契約とされていても、契約内容等の実態が雇用契約であれば、雇用契約として労働基準法等が適用されるということになります。※コンサルティング契約もコンサルティング業務を委託するという意味では、業務委託契約に実質的な違いは無いことが多いです。

タイトルも契約内容の考慮要素にはなるため、意味がないとは言いませんが、「タイトルさえこうしておけば大丈夫」というわけではないということです。

◯印紙―節税できる?―

契約書が、印紙税法上の課税文書になる場合、印紙を貼る必要があります。※課税文書とは何か、文書別の印紙税額はいくらかといった点は複雑なので、ここでは省略します。

契約書は通常正本を2部作成し、それぞれに印紙を貼るというのが一般的です。※「本契約の成立を証するため、本書2通を作成し、各自記名押印の上、各1通を保有する。」という文言が条項の最後に記載されていると思います。

しかし、正本を1通しか作成せず、一方当事者は写ししか持たない場合には、印紙は1通に貼れば足ります。1通分印紙税が節約できます。

また、契約書をPdfファイル等で作成する場合で、印刷して保管などしない場合には印紙は不要とされています。※国税庁としても、請負契約にかかる注文請書を電磁的記録に変換して電子メールで送信した場合の印紙税の課税関係については課税文書ではないと判断しています。

なお、印紙を貼っていなくても契約書の効力には影響を与えません。

◯記名・押印―さすがに押印がないと無効?―

契約自体は押印しなくても成立しますが、契約書を本当に作成したのかどうか立証の観点では、押印があることは重要です。

つまり、契約自体は口頭でも成立しますが、後に交渉や裁判において、押印のある契約書が存在しないと契約が成立したことの証明が困難となるという意味です。

また、契約書が2枚以上になる場合にも、それぞれが同一の契約書であるかという立証の観点から、全てのページの見開き部分に双方が契印する等が必要です。

◯保管期間―契約終了。破棄しても良い?―

契約期間を終了した後も契約書を保管しておかなければならないのでしょうか。

紛争解決という意味では、契約が終了している以上、紛争は発生しないと考えることもできそうですが、契約が終了した後に、問題が発生するケース(納品した商品に瑕疵が発生したケース等)もありえます。

そういう意味では仮に損害賠償請求が発生したとしても、消滅時効期間は保管しておくというのも一つの判断です。

民法改正による短期消滅時効制度廃止についてはこちら

また、税務上の観点からは、申告期限から7年間は契約書等を保管しておく必要があります。

次回は、具体的な条項について説明していきたいと思います。

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ニュースレター紹介 No.7
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·ピックアップLAW NEWS

“元従業員への賠償請求 逆に会社に支払い命令―安易な賠償請求は危険?―“

先日、IT会社がうつ病で退職した元従業員の男性に対し1,270万円の損害賠償請求を求めていた訴訟で、

 ・会社が元従業員に請求していたのになぜ逆に支払う立場になってしまったか?
 ・会社からの損害賠償請求が認められるケースとは?

等分かりやすく説明します。

顧問先様紹介―株式会社アフェクス様―

弊社顧問先である株式会社アフェクス様の紹介です。

インタビュー形式で顧問契約のきっかけや顧問契約についての感想等掲載しております。

是非ご一読下さい。

·所員の日常

“新事務局紹介“

先月、先々月に引き続き、たくみ法律事務所に新メンバーの紹介です。

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-きっといいアイデアが浮かぶ!?「アイデア大全」-【書籍紹介】
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こんにちは。

壹岐です。

いきなりですが、アイデアってどうやって出していますか?

アイデアの出し方についての自分のルールはありますか?

  • 上司から「○○についてアイデアを出してもってこい」と言われた。
  • 経営者として新たなサービス・事業を始めたい。

全ての業務にマニュアル本があるわけではなく、一から考えないといけない場面も多くあると思います。

発想法の本は色々とあるが、それを一つずつ読むのがめんどうくさい。

そんな時は、アイデアの出し方の一覧をまとめた本があります。

アイデア大全―想像力とブレイクスルーを生み出す42のツール―」読書猿著、フォレスト出版

トヨタ生産方式で有名な「なぜなぜ分析」や「夢見」という夢を記録するという胡散臭い?ものまで42のツールが紹介されています。

これを参考に何かいいアイデアが生まれるかも。

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顧問契約のご案内
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弁護士法人たくみ法律事務所は、顧問契約には以下の特徴があります。
①費用の繰越が可能
②福利厚生活用-広範囲の方の利用OK-
③弁護複数人体制
④スピード対応-原則24時間以内対応-
⑤情報提供-法律情報を詳しく解説-
⑥来所不要-電話・メール相談OK-
⑦セカンド顧問OK

顧問契約の内容についてわかりやすくまとめておりますので、
ご興味のある企業様は下記のリンクをクリックしてご覧ください。

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